深見東州(半田晴久) 氏の年間イベント一覧
神道における中今の伝統的な思想

私は、ワールドメイトに入会して20数年になりますが、その間にいろいろなことを学びました。深い咀嚼力も、優秀な頭脳も持ち合わせていないのが残念ですが、あくまで私なりにではありますけども、随分と人生が充実し、やりがいのある生活を送っています。これが、今の私の幸せなのかなと思ってます。

幸福論のような哲学はありませんが、今、この瞬間、瞬間が幸せと思えるならば、それが幸せなのかなと思います。未来のことはわかりませんし、過去のことも、今更変えることはできません。だったら今やれることは、この今を、いかに幸せにできるかが大事だと思いました。未来への準備は必要ですが、未来のことを考えすぎて暗くなったり、過ぎ去った不幸な思い出に心曇らすことは無いと思います。

「あなたにとって幸せとは何か?」と聞かれても、具体的に言うとすれば、人それぞれ答えが違うでしょう。でも、いま書いたことは、だれでも共通してると感じています。今が幸せでなければ未来の幸せも来ないし、過去の不幸をひきずってると、今も幸せになれないと思いました。

ワールドメイトの信仰の基礎は神道ですが、神道には「中今」という思想があるそうです。ワールドメイトの深見先生によると、「日本人の思想の伝統の中には、『中今』というのが根深くある。今の生活、今が良くなければ意味が無い。未来がどうであろうと、過去がどうであろうと、今を大切にすると言う即物的、というよりも今を大切にする思想が、どうしても意識の根底にある。良い意味での現世利益だ。だから、いくらいい教えであっても、現実はどうなんだと、となる。日本人は、そういう意味で非常に現実的だが、(以下略)・・・・・」と、著作に書かれてました。

そういう神道の、というよりも日本人の伝統的な考え方に、ワールドメイトで学ぶうちに染まってきたのかもしれません。染まったというよりも、もともと自分自身の中にあったものが、表に出てきたというほうが正解でしょう。私は、ワールドメイトに入会する前までは、目の前のことには普通なのに、妙に、未来のことに対しては悲観的でした。小学校、中学校時代に読んだ、ノストラダムスの大予言とか、ヨハネの黙示録とか、そういう終末思想の観念の塊になっていたようです。ワールドメイトに入会した時、私はワールドメイトの古い会員の人に、「1999年に世界はどうなるんでしょう? やっぱり滅びますか?」なんて、真剣に聞いてましたから(笑い)。

もちろん、あれはあれで大きな意味があったことも聞いてますが、とにかく未来に悲観的な人間だった私が、ワールドメイトに入会してしばらくすると、まったく変わってしまいました。逆に反動でしょうか、今度は未来に対して楽観的になりすぎてるほどです。

もちろん、未来がそれなりに大変なことは、現実の社会や自然環境をみれば理解できます。だからやるべきことはしなくてはいけませんが、今を不幸する必要はありません。将来のことはわかりませんので、今を幸せにできなくては未来も良くならないと思って、日々を送っております。

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